Googleアドセンスに落ちたことで見えた「本当に書くべきこと」
私のブログがGoogleアドセンスの審査に落ちたのは、実は天からの思わぬ贈り物だったのかもしれません。今回は、その失敗から這い上がるまでの過程で気づいた、昭和のおっさんブロガーとしての新たな視点についてお話しします。
アドセンス審査落選の理由を徹底分析!
昨年11月からコツコツとブログを書き続け、ようやく35記事に到達。満を持してGoogleアドセンスに申請した。さあこれで広告収入への道が開けるぞ!みたいな気持ちでアドセンスの審査に挑んだんです。結果、無情にも落選の通知が届いた。期待していた分、ショックもひとしおだった。通知には「有用性の低いコンテンツ」との指摘。
- “有用性の低いコンテンツ”とは何だったのか?
Googleのガイドラインによると、以下が原因らしい。
・コンテンツの最小要件を満たしていない
・独自性のある質の高いコンテンツがない
・ユーザーエクスペリエンスが良くない
要するに、『このままでは読者にとって価値がないと判断された』ということだ。辛辣なようで、ある意味Googleからの正直なフィードバックなのかもしれない。まあ、確かに今まで書いてきた記事を振り返ると、自己満っぽさがあったかもしれない。「いいことを書こう」「カッコよくまとめよう」と気取りすぎていた。結果、読者が求めるリアルな情報や共感ポイントが抜け落ちていたのかも。正直言うと、かなり凹んだ。でも、ここで終わらせるつもりはない。今回の失敗を糧にして、もう一度やり直す決意をした。
2. じゃあ、どんな記事が求められているのか?
簡単に言うと、読者の役に立つ記事、共感できる記事、読みたくなる記事です。例えば、
「40-50代会社員が副業ブログを始めるときの対処法」
「昭和のオヤジが学ぶべき、令和時代の働き方のヒント」
「部下との距離を縮めるためのコミュニケーション術」
こういう記事を書けば、Googleも読者も納得するんじゃないか?
昭和のオヤジの本音を武器にする
改めて読み返してみると、私のブログって何か独自性を出そうとしすぎていて、肩の力が入りまくっている感が満載でした。文字面だけの表面的でカッコつけた文章ばかり。これじゃあ、同じ立場の会社員の皆さんの心に響くはずがありません。もうそんなのやめる。
これからは「ペルソナ=自分」を方針にする。
- 子育ての経済的な重圧
- 遊ぶお金も欲しいけど貯金も必要
- 会社での立ち位置の微妙さ
- 部下の若手との価値観の違い
- 40-50代の中間管理職が言いたくても言えない問題
- 上司や部下との関係性の悩みとその面倒さ
- 副業やお小遣い稼ぎのリアルな知識
こんな感じで、自分が本当に経験したこと、思ったことを素直に書く。こういった現実的な課題に対する対処法や、実際に私が経験した失敗談、そこから学んだヒントを共有することこそ、同世代の方々の役に立つんじゃないかと。実は、中間管理職って最高の位置にいるんです。上からの圧力と下からの新しい風の間で、会社の要としての存在感を発揮できる。そんな私たち中年サラリーマンの生々しい本音こそが、きっと同じような立場の方々の参考になり、武器となるはずです。
これからのブログ戦略:ただの日記じゃダメ! -明日から実践できる具体策-
そのためにはただの日記じゃダメ。例えば、「中間管理職が使うべき部下との距離を縮める3つの言葉」みたいな、すぐに実践できるヒントを入れる。会社員が明日から試せるような、実用的な情報を盛り込む。例えば、以下のように。
- 昭和のおっさんが令和時代を生き抜くためのサバイバルガイド
- 若手との価値観の違いを逆手に取ったコミュニケーション術
- 会社に頼らない、副業やスキルアップのヒントが知りたい人向けの実践記録
そしてまたまずは50記事を目指すGoogleアドセンスに受かることがゴールではない。「読者が読んで役に立った」と思ってくれる記事を増やす。
さらにSNSでの発信も強化し、ブログを書くだけではなく、Xでも発信。ブログの内容をシェアしつつ、読者とのコミュニケーションを増やしていく。
稼ぐことより、まずは学ぶ・勉強する。正直、最初は「副業で稼ぎたい」という気持ちが先行していた。でも今は、「自分の経験や考えを発信して、誰かの役に立つこと」に価値を感じている。その結果、お金がついてくるなら、それはラッキーくらいの気持ちでやる。
Googleアドセンスは通過点!昭和オヤジの挑戦は続く
今回のGoogleアドセンス落選は、正直めちゃくちゃ悔しい。コツコツ積み上げてきたものが、一瞬で『ダメです』と突き返された感覚。でも、このまま終わるつもりはない。ただアドセンスに落ちたことで、かえって自分の本当に書きたいことが見えてきて、ブログを始めた理由を改めて考え直すいい機会になった。これからは等身大の中年サラリーマンとして、悩みも喜びも包み隠さず発信してみようと思う。
きっとこの記事を読んでいる皆さんの中にも、同じような思いを抱えている方がいるはず。一緒に学び、成長していける場にしていきたいと思います。
このブログを通じて、昭和生まれの会社員の皆さんに「まだまだ俺たちは捨てたもんじゃない!」という気持ちを持ってもらえたら、これ以上の喜びはありません。この軸をぶらさずに、これからもブログを続けていきます。
それではまた会いましょう。