私は、この「24時間365日、常にON」というスタイルにすっかり慣れてしまいました。むしろ、これこそが今の時代に合っていると感じています。それが、私にとってはストレスどころか、むしろ快適に思えるのです。

「ONとOFFの境界線」をなくすという選択

もちろん、だからといって常に仕事のことだけを考え続けているわけではありません。例えば、休日に仕事の連絡が入ってきても、子供と遊びながら返信したり、ソファでくつろぎながら対応することもあります。家族旅行の最中に、タイミングさえ合えばオンラインミーティングにも参加できます。そうやって、私の中ではもはや「ON」と「OFF」の境目がなくなりつつあります。そして、このスタイルに対するストレスは一切感じていません。

仕事が私を変えたきっかけ

この考え方が身についた背景には、あるお客様を担当した経験があります。当時、そのお客様とのやり取りがあまりに頻繁で、最初は正直戸惑いました。しかし、その担当を離れた後は、逆にオンオフをはっきり分けているメンバーを見ると、どこか違和感を覚えるようになったのです。

プライベートでもオンスタイルを活用

実は、プライベートでも似たようなスタイルをとっています。例えば、家族からのLINEには仕事中であってもすぐに返事をします。とはいえ、仕事が滞ることはありません。それどころか、すぐに対応してしまった方が結果的に効率が良いと感じています。もちろん、こうした考え方を周囲に押し付けるつもりはありません。でも、私自身にとっては、オンオフを曖昧にすることでむしろ快適に日常を過ごせているのです。

休み明けのストレスを減らすための工夫

少し話は逸れるかもしれませんが、長期休み明けの仕事初日が私にとっては少し憂鬱です。休み中に溜まったメールや業務のキャッチアップが大変だからです。そのため、私は休み中も手が空いたタイミングでメールを処理したり、できるタスクを終わらせたりします。そうすることで、休み明けをまるで通常営業の延長のような感覚で迎えられます。そして、むしろそうした方が休みを心から楽しめるのです。家族との時間にもより集中でき、休みそのものを満喫できるのです。「休暇中に仕事をするなんておかしい」と思う人もいるかもしれませんが、私にとっては逆にこれが理想のスタイルなのです。

「オンオフの境界線」は人それぞれ

もちろん、他人のオンオフに配慮することは心がけています。しかし、そもそもオンとオフの境界線は人それぞれです。だからこそ、相手のタイミングを過度に気にしすぎる必要もないのではないでしょうか? 相手がその点を理解してくれていれば、オフタイムの連絡にもストレスは感じないと思うのです。

自由なやり取りと信頼関係の構築

私自身、メンバーからの休日の連絡に対してストレスを感じることはありません。返事ができるときはすぐにしますし、できないときは後で対応します。相手にも同じスタンスを求めるつもりはなく、むしろ私の連絡が相手にとってオフタイムであれば、無視してくれて全然構いません。その代わり、オンタイミングで返事をくれれば十分です。そこにわだかまりや不満は一切ありません。

配慮する立場の重要性

ただし、年上や上司からの連絡には即レスしなければならない、と感じてしまう人も多いはずです。だからこそ、立場のある人こそがその気持ちを理解し、配慮しながらコミュニケーションを取ることが大切だと思いますし、私自身それは意識しています。

ではまた会いましょう。